五倍子虫(読み)フシムシ

デジタル大辞泉 「五倍子虫」の意味・読み・例文・類語

ふし‐むし【五子虫】

五倍子を作るアブラムシ総称ヌルデノミミフシなど。
広く、虫癭ちゅうえい虫こぶ)を作る昆虫の総称。イスノキにつくイスノフシアブラムシ、クヌギにつくクヌギノイガタマバチなど。

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精選版 日本国語大辞典 「五倍子虫」の意味・読み・例文・類語

ふし‐むし【五倍子虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目アブラムシ科に属し、樹木に寄生して虫癭(ちゅうえい)(=虫こぶ)をつくらせる種の総称。体長数ミリメートルの微小な虫で、口吻樹液を吸う。ヌルデ(フシノキ)につくヌルデオオミミフシアブラムシが代表種。ふしあぶらむし。ごばいしちゅう。

ごばいし‐ちゅう【五倍子虫】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫「ふしむし(五倍子虫)」の異名

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