デジタル大辞泉 「五十二類」の意味・読み・例文・類語 ごじゅうに‐るい〔ゴジフニ‐〕【五十二類】 釈迦しゃか入滅のとき、集まって悲しんだという52種類の生き物。人間をはじめ鳥獣虫魚など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「五十二類」の意味・読み・例文・類語 ごじゅうに‐るいゴジフ‥【五十二類】 〘 名詞 〙 仏語。涅槃経(ねはんぎょう)序品における、釈迦入滅の際、集まって嘆き悲しんだという、仏弟子以下鳥、獣、虫、魚から毒蛇にいたる五十二種の生きもの。一切の衆生をさしていう語。五十二衆。[初出の実例]「釈迦如来〈略〉彼の二月中の五日の入滅には、五十二類愁(うれへ)の色を顕し」(出典:保元物語(1220頃か)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例