日本歴史地名大系 「五大院跡」の解説
五大院跡
ごだいいんあと
新田神社の西約一・五キロにあった同社別当寺。神宮寺五代院とも号した。五大院の名は宝治元年(一二四七)一一月の新田宮所司神官等解文(神代三陵志)に「五部神」とあり、その信仰に基づく本尊五大尊明王を安置することによるか。保延元年(一一三五)一〇月二五日の院主石清水権寺主大法師某下文(旧記雑録)は「五大院政所正信」に宛て、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報