五寸模様(読み)ゴスンモヨウ

デジタル大辞泉 「五寸模様」の意味・読み・例文・類語

ごすん‐もよう〔‐モヤウ〕【五寸模様】

女性着物の、裾から5寸ほどの範囲に置かれた模様。また、その着物。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五寸模様」の意味・読み・例文・類語

ごすん‐もよう‥モヤウ【五寸模様】

  1. 〘 名詞 〙 衣服裾模様一種。裾から五寸(約一五センチメートル)ぐらいの範囲に模様を置いたもの。江戸時代宝暦一七五一‐六四)の頃流行した。
    1. [初出の実例]「前帯をむすばす裾もやうは五寸もやうとなり」(出典:洒落本・当世爰かしこ(1776))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android