デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五弓久文」の解説 五弓久文 ごきゅう-ひさぶみ 1823-1886 江戸後期-明治時代の儒者。文政6年1月24日生まれ。生家は備後(びんご)(広島県)府中八幡宮神職。後藤松陰,斎藤拙堂に師事し,昌平黌(しょうへいこう)でまなぶ。文久3年備後福山藩士となり,藩校誠之館でおしえる。維新後は太政官修史局などに出仕。40年余をかけ,近世の伝記記事をあつめ「事実文編」を編集した。明治19年1月17日死去。64歳。字(あざな)は士憲。通称は豊太郎。号は雪窓など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例