五紀暦(読み)ゴキレキ

デジタル大辞泉 「五紀暦」の意味・読み・例文・類語

ごき‐れき【五紀暦】

762年、中国唐の郭献之らが勅によって作成した太陰太陽暦五紀1を記したもの。日本では天安元年(857)から貞観3年(861)まで用いられた。

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精選版 日本国語大辞典 「五紀暦」の意味・読み・例文・類語

ごき‐れき【五紀暦】

  1. 〘 名詞 〙 暦の一種。歳、月、日、星辰暦数の五項をしるしたもの。中国、唐の代宗の時、郭献之らに命じて作らせたもの。日本では、天安元年(八五七)から貞観三年(八六一)まで、大衍(たいえん)暦とともに使用された。
    1. [初出の実例]「依五紀暦経之」(出典日本文徳天皇実録‐天安元年(857)正月丙辰)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐暦志五〕

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