五葷(読み)ゴクン

大辞林 第三版の解説

ごくん【五葷】

臭気の強い五種の野菜。仏家では大蒜(ニンニク)・小蒜(ヒル)・興渠(ニラ)・慈葱(ネギ)・茖葱(ラッキョウ)の五種、道家では韮(ニラ)・薤(オオニラ)・蒜(ニンニク)・蕓薹(アブラナ)・胡荽(コエンドロ)の五種をいい、これを食べると淫欲いんよく・憤怒ふんぬが起こるとして禁じる。五辛ごしん

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精選版 日本国語大辞典の解説

ご‐くん【五葷】

〘名〙 からくて臭気のある五種の野菜。仏教では、忍辱(にんにく)、野蒜(のびる)、韮(にら)、葱(ねぎ)、辣韮(らっきょう)などの五つをいい、道教では、韮(にら)、辣韮(らっきょう)、忍辱(にんにく)、油菜(あぶらな)、胡荽(コエンドロ)をいう。ともに、欲情や怒りの心をおこすとしてこれを禁じた。五辛。〔爾雅翼‐釈草五〕

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