五風十雨(読み)ゴフウジュウウ

デジタル大辞泉 「五風十雨」の意味・読み・例文・類語

ごふう‐じゅうう〔‐ジフウ〕【五風十雨】

《5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降る意》
天気が順調で、農作のために都合がよいこと。
世の中が安泰であること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五風十雨」の意味・読み・例文・類語

ごふう‐じゅうう ‥ジフウ【五風十雨】

〘名〙 (五日ごとに一度風が吹き、一〇日ごとに一度雨が降る意) 天候が順当なこと。転じて、世の中が太平なこと。
※再昌草‐文亀二年(1502)一月「花卉従今定安楽、五風十雨是其時」 〔論衡‐是応〕
[補注]「書言字考節用集」には「五風十雨 ゴフウジツウ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「五風十雨」の解説

五風十雨

天候が順当なこと。転じて、世の中が太平なこと。

[使用例] 世の中は晴天ばかりということはないものだ、五風十雨は泰平の兆し[山本周五郎*日日平安|1954]

[解説] 五日ごとに一度風が吹き、十日ごとに一度雨が降るという意味

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android