井野原村(読み)いのはらむら

日本歴史地名大系 「井野原村」の解説

井野原村
いのはらむら

[現在地名]新宮町井野原

揖保川を境に曾我井そがい村の西に位置し、同川と支流栗栖くりす川に挟まれる。揖東いつとう郡に属し、美作道が通る。井ノ原・井原とも書かれた。慶長国絵図に村名がみえる。領主変遷新宮村と同じ。元和三年(一六一七)の揖東郡郷帳(池田家文書)では高六九六石余。正保郷帳では田方五三六石余・畑方四三石余。その後川原付近の開発が進み、天保郷帳では高七〇三石余。御領内村々諸事控(斉明寺家文書)によると、天保一三年(一八四二)本年貢以外に開方・入草小物成として米一二石、糠藁・竹藪・川運上小物成として銀一四〇匁が課され、七月二〇日と八月二〇日に生鮎計九五匹を上納している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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