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亡命政権 ぼうめいせいけんgovernment in exile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

亡命政権
ぼうめいせいけん
government in exile

侵略や征服革命反革命によって,一国を支配していた政権の存続が不可能になったため,政府の主要構成員が国外亡命して形成する政権のことで,亡命国やその他の国々により正統政府として承認されている場合に使用される。第2次世界大戦中にロンドンにできたフランスの C.ドゴール政権がその典型

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デジタル大辞泉の解説

ぼうめい‐せいけん〔バウメイ‐〕【亡命政権】

戦争や革命によって国外に亡命した政府首脳が亡命先で組織した政権で、いくつかの国から正統な政府と承認されたもの。第二次大戦中ロンドンにあったポーランド政府やフランスのド=ゴール政府など。亡命政府

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大辞林 第三版の解説

ぼうめいせいけん【亡命政権】

他国による征服、また革命やクーデターにより、政府首脳部が国外に亡命し建てた政権で、他国から正統性を認められているもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

亡命政権
ぼうめいせいけん
government in exile

外国による軍事占領、内乱、革命などにより、国家首脳部が国外に亡命し、その亡命先の国および他の若干の国々によって正統政府として認められた場合、その政権を亡命政権という。第二次世界大戦下のロンドンでは、イギリス政府等の承認の下に、ポーランド、ユーゴスラビア、チェコスロバキア、フランス(ドゴール)、ベルギー、オランダ、ギリシア等々の政権が一定の政府活動を行った。[村上義和]

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世界大百科事典内の亡命政権の言及

【亡命】より

…日本は,亡命を政治的にも法律的にも認めておらず,基本的には亡命者を引渡し請求国に強制送還することになっていたが,1981年になって,ようやく〈亡命者(難民)の地位に関する条約〉を批准し,同年,従来の出入国管理令に代えて,〈出入国管理及び難民認定法〉を制定した。なお,亡命政権とは,国内での革命の勃発や他国による征服の結果,亡命した支配層が亡命先で政権を維持し,いくつかの国によって正統性をもつ政権と認められる場合をいう。第2次大戦中のロンドンには,ポーランド,ユーゴスラビア,フランス,ノルウェーなどの亡命政権が存在していた。…

※「亡命政権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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