交河故城(読み)こうかこじょう

世界の観光地名がわかる事典 「交河故城」の解説

こうかこじょう【交河故城】

中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区、トルファン(吐魯番)の市街から西へ約10km、トルファン盆地西端の東西を流れる2つの河にはさまれた台地にある城の廃墟。トルファンで最も古い遺跡である。前漢(紀元前206年~紀元8年)の時代、この一帯には車師前国があり、その王城である交河城(ヤルホト)が置かれた。麴氏高昌国(501~640年)には、政治・経済の中心は高昌城(高昌故城)に移ったが、なお交河故城は重要な軍事的拠点であり、唐の時代には安西都護府が置かれ、再び西域経営の中心となった。その後、モンゴルの遠征途上に破壊され、廃墟になったという歴史を持つ。遺跡の南部は一般居民の居住区であり、北部には宮殿寺院仏塔、最北部には墓などがあり、唐の時代の建築様式を残す遺構が数多く残っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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