事典 日本の地域ブランド・名産品 「京の神祇装束調度品」の解説
京の神祇装束調度品[祭礼・和楽器]
きょうのしんぎしょうぞくちょうどひん
京都市で製作されている。京都では、昔から皇室の各種式典・行事、神社の神事が多かった。神祇調度装束は、大きく分けると神具と装束のふたつがある。神具には祭礼に用いる神輿・鉾・錦旗などの飾り物、装束には束帯・衣冠・烏帽子などがある。その大部分が手づくりで、殆どのものに西陣の錦綾や金襴などが使用されている。現代においても、式年遷宮の神宝装束の多くが京都で製作されている。京都府伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報