京尹(読み)ケイイン

精選版 日本国語大辞典 「京尹」の意味・読み・例文・類語

けい‐いん‥ヰン【京尹】

  1. 〘 名詞 〙けいちょういん(京兆尹)」の略。
    1. [初出の実例]「留守司京尹(ケイイン)などの如き其教に応じ命に応じ一詩一文を作らんに」(出典:授業編(1783)一〇)
    2. 「賈島が推敲の二字を思ひ、京尹の行列に触るることを覚えざりしよりして、推敲の名も始まり」(出典:淡窓詩話(19C中)上)
    3. [その他の文献]〔張衡‐西京賦〕

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普及版 字通 「京尹」の読み・字形・画数・意味

【京尹】けいいん(ゐん)

都の長官京兆尹。〔世説新語礼〕許玄度(詢)に停(とど)まること一、劉尹()日としてかざる無し。乃ちじて曰く、復(ま)た少時去らずんば、我輕の京尹とらんと。

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