デジタル大辞泉プラス 「京観世」の解説 京観世 京都市上京区に本店を置く和菓子店、鶴屋吉信が製造・販売する和菓子。小豆を用いた小倉餡と村雨を手作業で巻きあげた棹物菓子。観世稲荷の井戸水をイメージした渦巻き模様が特徴。白餡の村雨を用いた「翁京観世」、抹茶を用いた「緑京観世」などの商品もある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の京観世の言及 【福王流】より …7世盛信(1660‐1721)は信望なく,多くの門弟を破門したため岩井,井上,林らの高弟は観世流に移り,続いて高弟の薗,浅野も観世に転じた。この五家を五軒家(ごけんや)といい,のち〈京観世〉と呼ばれる。 福王歴代では,謡曲を新作した2世盛義(1560‐1625)と8世盛有(長束仁左衛門。… ※「京観世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by