小倉餡(読み)オグラアン

デジタル大辞泉 「小倉餡」の意味・読み・例文・類語

おぐら‐あん〔をぐら‐〕【小倉×餡】

小豆し餡に蜜漬の小豆をまぜた餡。
[類語]あんこ粒餡潰し餡漉し餡

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精選版 日本国語大辞典 「小倉餡」の意味・読み・例文・類語

おぐら‐あんをぐら‥【小倉餡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「小倉」は「拾遺‐雑秋」の「小倉山峯のもみちば心あらば今ひとたびのみゆきまたなん〈藤原忠平〉」にちなみ、粒餡を紅葉に縁のある鹿の子斑に見立て、また「今ひとたびのみゆき待つ」と美味をたたえたものという ) 漉餡に皮を切らないように蜜煮にした大納言あずきを混ぜたもの。おぐら。あずきあん。〔菓子話船橋(1841)〕

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「小倉餡」の解説

おぐらあん【小倉餡】

あずきのこしあんにみつ煮にしたあずきを粒のまま混ぜたあん。また、粒をほとんどつぶさずに作る製法粒あん。一般的な製法の粒あんやつぶしあんをいうこともある。⇒粒あんつぶしあんこしあん

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