精選版 日本国語大辞典 「人境」の意味・読み・例文・類語 じん‐きょう‥キャウ【人境】 〘 名詞 〙 人が住んでいるところ。ひとざと。[初出の実例]「此二句を人境に見ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二〇)「全四日を尽すに非れば、人境に達する思ひをなさず、萎たる野艸、莽莽として天に連り、処々に印甸土蕃が穴居するに逢ふ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)[その他の文献]〔陶潜‐飲酒詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「人境」の読み・字形・画数・意味 【人境】じんきよう(きやう) 人の住むところ。晋・陶潜〔飲酒、二十首、五〕詩 廬を結んで、人に在り 而も車馬の喧(かまびす)しき無し 君に問ふ、何ぞ能(よ)く爾(しか)ると 心くして、地自(おのづか)ら(かたよ)れり字通「人」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報