人工結晶(読み)じんこうけっしょう(その他表記)artificial crystal

日本大百科全書(ニッポニカ) 「人工結晶」の意味・わかりやすい解説

人工結晶
じんこうけっしょう
artificial crystal

天然に産出する結晶である鉱物と同一の化学組成および構造をもつ結晶を人工的に合成したもの。人工鉱物artificial mineralともいう。ただし、金属、合金、塩化ナトリウム、有機化合物などについては人工結晶とはいわない。おもに高温・高圧下など、鉱物の生成条件に近い条件で合成したものをさす。人工(合成)ダイヤモンド、コランダム、スピネルなど、工業用に生産されるものが多い。宝石類については、天然宝石と組成、構造が一致するものが人工(合成)宝石であり、模造宝石とは区別される。

[岩本振武 2015年8月19日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む