人生派(読み)ジンセイハ

デジタル大辞泉 「人生派」の意味・読み・例文・類語

じんせい‐は【人生派】

人生のための芸術」を主張する人々。また、特に文学で、芸術完成よりも人生いかに生きるべきかの問題を重視する傾向

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人生派」の意味・読み・例文・類語

じんせい‐は【人生派】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 芸術は人生に益するところがあって初めて存在意義があると主張する一派ギュイヨートルストイなど。→人生のための芸術。〔現代日用新語辞典(1920)〕
  3. 芸術は人生、実生活を重んじ、それを描くべきだと主張する一派。日本では明治末年の自然主義に発し、大正末年に菊池寛広津和郎などが強く主張した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android