人見必大(読み)ひとみ ひつだい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「人見必大」の解説

人見必大 ひとみ-ひつだい

1642ごろ-1701 江戸時代前期の医師,本草家
人見玄徳の子。寛永19年ごろの生まれ。本格的な食物本草の書として元禄(げんろく)5年「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)」をあらわした。元禄14年6月16日死去。60歳?本姓小野。名は正竹。字(あざな)は千里通称は伝左衛門。平野必大,野(や)必大ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の人見必大の言及

【本朝食鑑】より

…江戸前期の食物本草書。医家の人見必大(ひとみひつだい)が1692年(元禄5)に著した遺稿を,子の元浩が岸和田藩主岡部侯の出版助成をうけ,97年に12巻10冊本として刊行した。庶民の日常生活の食膳にのぼることの多い国産食物に重点をおき,実地検証したものに限って品目を撰定,品名も従来の食物本草書にみるような漢名中心を排し,和名中心としている。…

※「人見必大」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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