人間崇拝(読み)にんげんすうはい(その他表記)anthropolatry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人間崇拝」の意味・わかりやすい解説

人間崇拝
にんげんすうはい
anthropolatry

特定人間を神格化して,これを崇拝すること。生者の場合も死者の場合もあり,帝王や特別の霊能を有するとされる祭司など,その対象は多種多様である。死者の場合は,死霊崇拝祖先崇拝となる。キリスト教などの唯一神教や,現代の合理主義的平等観は,理論的には人間崇拝を認めないが,聖者崇敬や英雄崇拝などの形で現れ,民衆の主観的次元では明確に区別しがたい場合も多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む