今一色中町(読み)いまいつしきなかまち

日本歴史地名大系 「今一色中町」の解説

今一色中町
いまいつしきなかまち

[現在地名]桑名市今中いまなか

今一色片いまいつしきかた町の北にあり、東西一条長さ八〇間の町屋敷地。片町きた町との間にあるため、中町と称した。西端に浄土真宗西派正念しようねん(現浄土真宗本願寺派専正寺)がある。寛永四年(一六二七)称念しようねん寺として創建されたが、承応元年(一六五二)八月に藩主松平(久松)定良により境内地の寄付があり、その時に正念寺と改名した。境内に蛤供養のため、文政六年(一八二三)に蛤墳が造られた。東端城下の外郭堀に面しており、今一色河岸とよばれ、貨物船が発着した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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