デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今小路範成」の解説 今小路範成 いまこうじ-のりしげ 1820-1864 幕末の地下(じげ)。文政3年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士の景山(かげやま)竜造らに儒学をまなぶ。今小路家の跡をつぎ,京都輪王寺兼毘沙門(びしゃもん)堂の坊官となり,大蔵卿と称する。鳥取藩に勤王を説いたが,藩の財政再建のための貿易を論じて攘夷(じょうい)派ににくまれ,元治(げんじ)元年6月3日暗殺された。45歳。伯耆(ほうき)(鳥取県)出身。本姓は杉谷。通称は孝兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例