今川泰範(読み)いまがわ やすのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今川泰範」の解説

今川泰範 いまがわ-やすのり

1334-1409 南北朝-室町時代武将
建武(けんむ)元年生まれ。今川範氏次男。兄氏家が早世したため,還俗(げんぞく)して家督をつぎ,駿河(するが)(静岡県)守護となる。明徳の乱,応永の乱で戦功をたて,遠江(とおとうみ)(静岡県)守護もかねた。応永16年9月26日死去。76歳。法名は法高

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の今川泰範の言及

【駿河国】より

…旧国名。駿州。現在の静岡県の中東部,大井川以東,伊豆半島を除く地域に位置する。
【古代】
 東海道に属する上国(《延喜式》)。国名スルガは,富士川以東の地域にあった〈珠流河国〉の名を継承したものと思われる。珠流河国造と廬原(いおはら)国造の支配領域をあわせて駿河国が形成されるのは7世紀中葉と思われ,680年(天武9)には2郡を割いて伊豆国を分置した。志太(しだ),益頭(津)(ましつ),有度(うと),安倍,廬原,富士,駿河の7郡を有し,当初は中国であったが,奈良時代末の768年(神護景雲2)ころまでには上国に転じた。…

※「今川泰範」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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