日本歴史地名大系 「今熊野亀塚経塚」の解説 今熊野亀塚経塚いまくまのかめづかきようづか 京都市:東山区新熊野村今熊野亀塚経塚[現在地名]東山区今熊野南谷町東山連峰から西方へ延びた小支丘北斜面の、泉涌寺を眼下に望む場所に、大正一五年(一九二六)四月に瓦経と軒丸瓦が発見された。遺物は二次堆積とみられる土層中から出土し、経塚の位置や構造は不明。瓦経の裏面に壁土やスサが付着しているものがあり、通常の経塚埋納物ではなく、建物内部の壁などにはり付けてあったとも想像される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by