今西龍(読み)いまにしりゅう

精選版 日本国語大辞典 「今西龍」の意味・読み・例文・類語

いまにし‐りゅう【今西龍】

  1. 東洋史学者。文学博士岐阜県に生まれる。東京帝国大学卒。朝鮮古代史の研究業績をあげる。著「朝鮮古史の研究」など。明治八~昭和六年(一八七五‐一九三一

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20世紀日本人名事典 「今西龍」の解説

今西 龍
イマニシ リュウ

大正・昭和期の朝鮮史家 京城帝国大学教授;京都帝国大学教授。



生年
明治8年8月15日(1875年)

没年
昭和7(1932)年5月20日

出生地
岐阜池田郡池田野新田(現・揖斐郡池田町)

学歴〔年〕
東京帝大文科大学史学科〔明治36年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔大正11年〕

経歴
大学院で朝鮮史を専攻。明治39年朝鮮に渡り、新羅の古都慶州を調査。大正2年京都帝大講師、5年助教授・朝鮮総督府古蹟調査委員、11年総督府朝鮮史編纂委員会委員。この年中国留学、15年京城帝大教授(京都帝大教授兼任)。朝鮮平安南道龍岡郡黏蟬県の神祠碑発見は有名。著書に「新羅史研究」「百済史研究」「朝鮮史の栞」「朝鮮古史の研究」「高麗及李朝史研究」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「今西龍」の意味・わかりやすい解説

今西龍
いまにしりゅう

[生]1875. 岐阜,池田
[没]1932.5.20.
東洋史学者,文学博士。 1903年東京大学史学科卒業。 14年京都大学助教授。 25年朝鮮総督府の『朝鮮史』編集委員。翌年京城大学教授兼京都大学教授。朝鮮古代史の研究および古跡調査に従事主著『百済史研究』『新羅史研究』。

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367日誕生日大事典 「今西龍」の解説

今西 龍 (いまにし りゅう)

生年月日:1875年8月15日
大正時代;昭和時代の朝鮮史家。京都帝国大学教授;京城帝国大学教授
1932年没

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