出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…大仏師の語はすでに奈良時代に東大寺大仏の造立に当たった国中(連)公麻呂(?‐774)の肩書として用いられているが,これは平安以後の大仏師とは意味を異にし,工人の棟梁に対する美称だと考えられる。これに対し,実際の仕事に当たる工人は奈良時代では仏工という名で呼ばれる。大仏師の語は《小右記》の治安3年(1023)12月23日の条に〈大仏師法橋定朝〉とあるのが最初の例である。…
※「仏工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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