デジタル大辞泉
「ブック」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ブック
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] boek [英語] book )
- ① 本。書物。書籍。かつては特に洋書をいった。〔和蘭医事問答(1770)〕
- ② 紙片をとじ合わせつづったもの。帳面、帳簿、アルバムの類。
- [初出の実例]「日記の洋冊(ブック)え」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ブック
デンマーク体操の功労者。スナイビャウに生まれる。船員や農業に従事。28歳でコペンハーゲンの体操学校に入学。医療体操やマッサージ術を学ぶ。1912年のストックホルムオリンピックでデンマークの集団体操を指揮し,銀メダルを獲得。1920年,オレロップ体操学校を設立。農民の精神的無力さや身体の硬さを解き放ち,調和のとれた美しい身体から生まれる力がデンマークを力強く豊かにするとの考えから〈基本体操〉を編み出した。この〈基本体操〉をデモンストレーションするエリート・チームを率いて世界各国を歴訪し,デンマーク体操の普及につとめた。日本にもやってきて〈基本体操〉を披露。その演技は強烈な印象を与え,日本にもデンマーク体操が根づき,今日も研究を続けながら継承されている。従来の静止を伴う体操に対し,休みなく連続する速いテンポの体操で,近代体操の原型とされる。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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ブック
Niels Ebbesen Bukh
生没年:1880-1950
デンマークの体操教育者。1914年に〈基本体操〉を完成,20年フューン島のスベンボーにオレロプ体操高等学校を設立し,その死まで校長を務める。従来の静止を伴う体操に対し,彼の創作した一連の休みなく続く連続した速いテンポの体操は,近代体操の原型となる。また,その模範演技の紹介により,20~30年代には世界的名声を博し,〈デンマーク体操〉の名でよばれた。
執筆者:村井 誠人
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ブック
Bukh, Niels
[生]1880.6.15. シュナイプエルク
[没]1950.7.7. オレロップ
デンマークの体操家。1912年ストックホルム・オリンピック競技大会でデンマーク体操団を指揮し,その後,その体操を「基本体操」として発表。1920年フューネン島スベンドボルグのオレロップに国民体操学校を創設,校長として基本体操の指導普及に努めた。この体操は,デンマークの農村青年の身体の基礎的改善,矯正,発育促進を目標として考案されたものである。主著『基本体操』Grundgymnastik eller primitiv Gymnastik(1924)。(→デンマーク体操)
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ブック
生年月日:1880年6月5日
デンマークの体操家
1950年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のブックの言及
【デンマーク体操】より
…デンマークに発展した体操体系を総称してデンマーク体操と呼ぶが,[N.ブック]考案の〈基本体操〉をデンマーク体操と称する場合もある。デンマークのナクテガル(ナハテガル)Franz Nachtegall(1777‐1847)はドイツの汎愛教育者[グーツムーツ]の著書《青年のための体操》に啓発されて,国民の身体福祉に貢献する体育活動を実践。…
※「ブック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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