仏日(読み)ブツニチ

デジタル大辞泉 「仏日」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐にち【仏日】

仏の光明衆生しゅじょう無知やみを照らすことを太陽にたとえていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏日」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐にち【仏日】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏の光が無明の闇を破ることを太陽にたとえていう語。〔性霊集‐七(835頃)〕
    1. [初出の実例]「仏日既に涅槃の山に入り給なば」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鶴の林)
    2. [その他の文献]〔観無量寿経〕
  3. 仏の没した日(日葡辞書(1603‐04))。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仏日」の読み・字形・画数・意味

【仏日】ぶつにち

仏の恵み。

字通「仏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報