仏海庵(読み)ぶつかいあん

日本歴史地名大系 「仏海庵」の解説

仏海庵
ぶつかいあん

[現在地名]室戸市佐喜浜町 入木

安芸郡東洋とうよう野根のねから海沿いに南下する街道沿いにあり、古くは飛石庵とよばれた。東洋町境のよどいそ難所を通行する遍路の接待と救難のため、江戸時代中期に木食僧仏海が建立した庵で、仏海の死後仏海庵として庶民の信仰を集めた。庵には往時使用された青銅製の大茶釜が残る。

仏海は伊予国風早かざはや猿川さるかわ(現愛媛県北条市)に生れ、高野山で修行、全国の霊場を巡り地蔵菩薩三千体を刻んだという。佐喜浜さきはまにも仏海庵前・都呂つろ大谷おおたに・淀ヶ磯の四ヵ所に道しるべを兼ねた野仏が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む