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他形 タケイ

4件 の用語解説(他形の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

た‐けい【他形】

鉱物の形で、他の鉱物に妨げられて、その鉱物固有の結晶面をもてないもの。→自形

出典|小学館
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岩石学辞典の解説

他形

火成岩の鉱物の形状で,その鉱物固有の結晶面が発達せず,隣接した鉱物の結晶面に囲まれ,独自の形が見られない鉱物粒[Rohrbach : 1886].他形には様々な語が使われており,xenomorphic[Rohrbach : 1886],allotriomorphic[Rosenbusch : 1887],anhedral[Pirsson : 1896]などはすべて同じ意味である.火成岩の中で他の鉱物が成長したために,結晶面が発達しなかった結晶である.いずれの英語も同じ意味で使用されるが,anhedralは破砕された堆積粒で明瞭な結晶形を示さない場合にも使われる[Pirsson : 1896, Cross, et al. : 1906].ギリシャ語で,xenosは外国のとか外来の意味,allotriosは異なる(alien)の意味,morpheは形である.aは否定で,hedraは面のこと.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

たけい【他形】

結晶面の成長が周りの他の鉱物に妨害されて、その鉱物特有の結晶形態とならなかった形のこと。 → 自形

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

他形
たけい

結晶質物質の外形を表す語。その外形が隣接する他の結晶の存在によって、その種に特有の結晶面が発達していないような場合を示す。[加藤 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の他形の言及

【鉱物】より

…岩石の空隙(晶洞)中に熱水より生じた水晶の結晶はその例である。これに対し,岩石を構成する鉱物の多く,例えば花コウ岩中の石英などは,他の鉱物の間をみたして結晶し,〈他形〉を示している。 結晶はその示す独特な外形により次のような呼び方がある。…

※「他形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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