他志(読み)タシ

精選版 日本国語大辞典 「他志」の意味・読み・例文・類語

た‐し【他志】

  1. 〘 名詞 〙 反逆意志。あだしごころ。ふたごころ。異心(いしん)
    1. [初出の実例]「今は比留利の他志なきを信ずる旨を陳べ」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公三一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「他志」の読み・字形・画数・意味

【他志】たし

異心。

字通「他」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android