仮名日本紀(読み)かなにほんぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仮名日本紀」の意味・わかりやすい解説

仮名日本紀
かなにほんぎ

日本書紀』を漢字交りのかな書きにした書物。 30巻と目録2巻。書下した者,成立年代未詳。鎌倉時代から『日本書紀』をはじめ,漢籍の『貞観政要』,仏典の『法華経』などをかな書きにする風潮が一部にあった。この書物は,初学者や,人前漢文体の書物を読むことをはばかった女性向けのものであるが,学者の施した訓点をもとにしている。なお,『日本書紀』の神代巻だけをかたかな書きに書下した『仮名神代巻抄』 (2巻) は,中世の神道家の解釈,読みを研究するうえで貴重なものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む