仮導管(読み)かどうかん

精選版 日本国語大辞典 「仮導管」の意味・読み・例文・類語

か‐どうかん‥ダウクヮン【仮導管】

  1. 〘 名詞 〙 維管束植物木部の主要部分の通導組織一つ。特にシダ植物裸子植物およびいくつかの双子葉植物では木部の主要素で、養分水分通路となる。細胞紡錘形であること、あるいは細胞間の隔膜の穴が貫通していないことなどで導管と区別される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android