デジタル大辞泉
「仮数」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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か‐すう【仮数】
- 〘 名詞 〙 常用対数の値を整数と小数との和で表わした時の小数部分。数字の並び方が同じで、小数点の位置だけが違う数の常用対数の仮数は同じである。〔工学字彙(1886)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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仮数
かすう
mantissa
(1) 正の数 A の常用対数は,一般に log A=n+ log A' と書ける。ここで n は整数, log A' は正の小数部分であって 0≦ log A'<1 。このときの整数部分 n を指標または標数,小数部分 log A' を仮数という。 (2) 現在では (1) を転用して,浮動小数点表現において,たとえば 2.99873× 108 という数の,小数で表わされた部分を,仮数と呼ぶ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の仮数の言及
【対数】より
…また,0<x<1であって,xの小数第n位に初めて0でない数字が現れるならば,x=10n′x′,n′=-n,1≦x′<10と書けるから,logx=n′+logx′,0≦logx′<1となる。上記のn(x≧1の場合),またはn′(0<x<1の場合)を対数logxの指標といい,logx′を仮数という。すなわち,1≦x′<10なるx′に対する常用対数の表から,その対数(すなわち仮数)を求めれば,それにxの桁数から定まる整数n,またはn′(すなわち指標)を加えることにより,xの対数が得られる。…
※「仮数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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