伊丹康勝(読み)いたみ やすかつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊丹康勝」の解説

伊丹康勝 いたみ-やすかつ

1575-1653 江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)3年生まれ。伊丹康直(やすなお)の3男。徳川秀忠につかえ,大坂の陣では兵糧輸送役を担当。寛永10年甲斐(かい)(山梨県)の甲府城番,徳美(とくみ)藩主伊丹家初代となる。1万2000石。勘定奉行,佐渡奉行をつとめた。承応(じょうおう)2年6月3日死去。79歳。駿河(するが)(静岡県)出身通称は喜之助。号は順斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の伊丹康勝の言及

【佐渡奉行】より

…そのころは佐渡金銀山の繁栄期で,奉行は1人が佐渡に,1人が江戸にあってそれぞれの任務にあたった。35年(寛永12)伊丹康勝(1万3000石,役料五百人扶持)は勘定頭の職にあって佐渡奉行を兼務し,佐渡には留守居を置いた。以来78年間は奉行は1人制であった。…

※「伊丹康勝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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