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佐渡奉行 さどぶぎょう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

佐渡奉行
さどぶぎょう

江戸幕府の職名。遠国奉行の一つ。勘定奉行の支配。慶長6 (1601) 年設置。幕府は佐渡金山 (→佐渡鉱山 ) の直轄化をはかって,奉行に金銀の貢賦,島内の統治,北方の監視をさせた。定員は1~2名。

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デジタル大辞泉の解説

さど‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【佐渡奉行】

江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。慶長6年(1601)設置。老中に属し、佐渡相川に駐在して、佐渡の民政、鉱山の管理・運営、外国船の警戒などをつかさどった。佐渡代官

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百科事典マイペディアの解説

佐渡奉行【さどぶぎょう】

江戸幕府の遠国(おんごく)奉行の一つ。幕府直轄領の佐渡に1601年佐渡代官が任命されたが,佐渡金山繁栄によって,1617年佐渡奉行(江戸と佐渡に各1人)が任じられた。
→関連項目新潟奉行

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世界大百科事典 第2版の解説

さどぶぎょう【佐渡奉行】

江戸幕府の遠国奉行。1601年(慶長6)徳川家康によって佐渡代官を命ぜられた田中清六は,上杉景勝の遺臣河村彦左衛門とともに佐渡を治めたが,翌年には吉田佐太郎,中川主税がこれに加わった。同年,年貢の5割増を命じたため百姓が江戸に愁訴し,代官は職を解かれ,03年には大久保長安が代官となった。田中清六が家康から佐渡物成のうち5000石を与えられたことなどをみると,田中や大久保は代官の性格が強く,まだ奉行とは呼ばれていない。

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大辞林 第三版の解説

さどぶぎょう【佐渡奉行】

江戸幕府の職名。1601年佐渡代官の名称で設置。老中の支配下にあって、佐渡の統治、鉱山の管理、海上の警戒などに当たった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

佐渡奉行
さどぶぎょう

江戸幕府の職遠国(おんごく)奉行の一つである。奉行所は、江戸時代を通じて相川(あいかわ)に置かれた。佐渡国が徳川家康の領地となったのは1600年(慶長5)のことである。代官となった田中清六(近江(おうみ)の豪商)が佐渡に赴いたのは関ヶ原の戦い直後である。1603年、代官頭大久保長安(ながやす)が佐渡を支配したが、長安が没すると家康は大久保氏から佐渡を接収した。元和(げんな)(1615~24)に入り、竹村九郎右衛門、鎮目(しずめ)市左衛門が奉行として佐渡を支配して以来、機構はしだいに充実した。職務の内容からみる限り、このあたりからが実質的な佐渡奉行とよばれるべきであろう。
 佐渡奉行の任務のもっとも大きなものは金銀山の経営と、佐渡一国の民政の維持発展にあった。佐渡奉行には初めは伊丹播磨(いたみはりま)のように万石以上の者もあったがそれは例外であって、小禄(しょうろく)の者が多く、勘定吟味役(かんじょうぎんみやく)、目付(めつけ)、納戸頭(なんどがしら)などから転職した者が多かった。幕末まで1人制、2人制の場合を含めてその人数は102人に及んでいる。役高1000石、職禄1500俵、100人扶持(ぶち)。与力30騎、同心70人、その他の下僚が属した。[田中圭一]

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世界大百科事典内の佐渡奉行の言及

【地役人】より

…幕末には美濃・飛驒郡代のもとに堤方役・山林掛地役人頭取,同じく但馬・石見・陸奥代官には運上蔵役・直入役・銀山付役人組頭,寄床屋番・銀見役,関東代官には関所番・小菅囲内定番・浦賀蔵番,大津代官には大津蔵番・湖上船改下役などがおり,禄高は30俵以下が大半であった。佐渡奉行所では格式で定役と並役に分かれ,1624年(寛永1)には302人を数えた。地役人には広間役,吟味方役,御金蔵定役,印銀所定役,目付役,定勘定役などがおり,禄高95俵を最高に並役20俵三人扶持,ほかに役料も給された。…

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