伊勢国府(読み)いせこくふ

日本歴史地名大系 「伊勢国府」の解説

伊勢国府
いせこくふ

[現在地名]鈴鹿市国府町

この地が伊勢国衙の所在地に選ばれたことは、東海道ならびに鈴鹿関との関係、さらには巨大古墳群が語る在地豪族との結び付きなどが考慮されたからであろう。しかし国衙の庁がどの地点に置かれたかは明確でない。中世国府こう城の所在地をちようしろというのは、国衙の庁の跡に築かれたからで、ここを国衙跡とする説が一般に行われていた。第二次世界大戦後の調査でもこの長ノ城を国衙の所在地として、これを北辺とし、三宅みやけ神社東を南北に通ずる小路を中央に、その東西に四町ずつ、南は府南ふなん寺の旧地観音かんのん山に至る南北八町の地が国府跡と推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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