伊勢島節(読み)イセジマブシ

デジタル大辞泉 「伊勢島節」の意味・読み・例文・類語

いせじま‐ぶし【×勢島節】

古浄瑠璃一派江戸前期、寛永(1624~1643)のころ、伊勢出身の伊勢島宮内くないが江戸で語りはじめたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「伊勢島節」の意味・読み・例文・類語

いせじま‐ぶし【伊勢島節】

  1. 〘 名詞 〙 慶安承応一六四八‐五五)の頃、虎屋源太夫の門人伊勢島宮内(くない)が語り始めた浄瑠璃。節斎節(せっさいぶし)
    1. [初出の実例]「源太夫門弟〈京都の住〉伊勢島宮内。伊勢島(シマ)ぶしとて、慶安の頃流行す」(出典:音曲道智編(1764‐72頃か)二)

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