伊勢継子 いせの-つぎこ
772-812 平安時代前期,平城(へいぜい)天皇の妃。
宝亀(ほうき)3年生まれ。中臣伊勢老人(なかとみのいせの-おきな)の娘。天皇の皇太子時代に妃となり,真如(しんにょ),巨勢(こせの)親王,上毛野(かみつけの)・石上(いそのかみ)・大原の3内親王を生む。大同(だいどう)4年河内(かわち)(大阪府)の田地11町(約11ha)を1代かぎりでさずけられた。弘仁(こうにん)3年7月6日死去。41歳。従三位を追贈された。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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