伊呂波短歌(読み)イロハタンカ

デジタル大辞泉 「伊呂波短歌」の意味・読み・例文・類語

いろは‐たんか【×伊呂波短歌】

いろは47文字と、「京」の字をそれぞれ語頭に置いた、子供の教訓用のたとえ歌。「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」など。いろはうた。いろはたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「伊呂波短歌」の意味・読み・例文・類語

いろは‐たんか【以呂波短歌】

  1. 〘 名詞 〙 「いろは」四七字、またはそれに「京」を加えた四八字を、おのおのの歌または文句の頭に置いた教訓的なことわざ、または、歌を集めたもの。児童の教訓用として作られ、いろはガルタなどとして用いられた。いろは歌。いろはたとえ。
    1. [初出の実例]「くはしくはいろは短歌(タンカ)に見へたりと、笑ののしる」(出典談義本・華鳥百談(1748)一)

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