精選版 日本国語大辞典 「論より証拠」の意味・読み・例文・類語 ろん【論】 より 証拠(しょうこ) 議論するより証拠によって物事は明らかになるという意。[初出の実例]「論より証拠、手引して、此城を乗取せ、拙者が心底見せ申さん」(出典:浄瑠璃・神霊矢口渡(1770)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「論より証拠」の解説 論より証拠 真実を明らかにするには、議論よりも明白な証拠を示す方が確かである。確たる証拠があれば、もはや論議は意味をなさない。 [使用例] 「論より証拠」という言葉が好きで、人生は全て「論より証拠」だと思ってきた。しかし、何よりも確実な証拠であるボールは、いつのまにか私の力に応えてくれなくなっていた[王貞治*回想|1981] [解説] 江戸いろはかるたに採用され、絵札には藁人形を手にした武士が描かれていました。「論より証拠、藁人形」と取らせことばを加えることも多くありました。 〔英語〕The proof of the pudding is in the eating.(プディングのよし悪しは食べてわかる) 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報