デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東不玉」の解説 伊東不玉 いとう-ふぎょく 1648-1697 江戸時代前期の俳人。慶安元年生まれ。出羽(でわ)酒田(山形県)の医師。俳諧(はいかい)を大淀三千風(おおよど-みちかぜ)にまなぶ。元禄(げんろく)2年奥の細道の旅の途中の芭蕉をむかえて入門。各務(かがみ)支考らとまじわり,酒田俳壇の基礎をきずいた。元禄10年5月3日死去。50歳。名は玄順。別号に潜庵,潜淵庵。編著に「継尾集」「葛の松原」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例