伊東祐慶(読み)いとう すけのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東祐慶」の解説

伊東祐慶 いとう-すけのり

1589-1636 江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)17年6月13日生まれ。伊東祐兵(すけたか)の次男。慶長5年日向(ひゅうが)(宮崎県)飫肥(おび)藩主伊東家2代となる。7年主命にしたがわず清武(きよたけ)城にこもった家老稲津掃部助(かもんのすけ)を攻め,切腹させる。9年新検地の実施により5万7000石。寛永4年薩摩(さつま)藩領(都城)との間に境界争いがおき,11年島津氏に譲歩させ,有利に解決した。寛永13年4月4日死去。48歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「伊東祐慶」の解説

伊東祐慶 (いとうすけのり)

生年月日:1589年6月13日
江戸時代前期の大名
1636年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の伊東祐慶の言及

【飫肥藩】より

…日向国那珂郡飫肥に藩庁を置いた外様小藩。1587年(天正15)豊臣秀吉の九州出兵後,伊東祐兵(すけたか)が那珂・宮崎両郡に高2万8000石を給されたのが藩の興りである。2代祐慶(すけのり)のときに5万7086石の検地高をみたが,その後2度の分知があって総高5万1000石の石高が確定した。5代祐実は,1684年(貞享1)の地震によって被害をうけた飫肥城の修築,郷士制の制定,士農に対する盆踊の公認など果敢な政策を実施し,藩中興の主に位置づけられる。…

※「伊東祐慶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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