20世紀日本人名事典 「伊藤保次郎」の解説
伊藤 保次郎
イトウ ヤスジロウ
- 生年
- 明治23(1890)年9月4日
- 没年
- 昭和47(1972)年12月11日
- 出生地
- 山形県鶴岡市
- 学歴〔年〕
- 東京帝大法科大学経済学科〔大正6年〕卒
- 経歴
- 大正6年三菱合資に入り、7年三菱鉱業創設で同社に転じ、明延鉱山、尾去沢鉱山などの現場労務に従事、昭和12年本社労働部副長となり、調査部長、海外部長を経て19年日本アルミニウム専務、戦後21年社長となった。翌22年公職追放で退社。解除後、鉱山経営者連盟専務理事、25年日本精鉱社長、30年三菱鉱業に復帰、社長となり、三菱セメント社長に就任した。34年相談役。36〜40年東北開発株式会社総裁となった。また日本石炭協会会長、経団連、日経連常任理事、炭鉱離職者援護会理事長などを務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報