伊藤卯四郎(読み)イトウ ウシロウ

20世紀日本人名事典 「伊藤卯四郎」の解説

伊藤 卯四郎
イトウ ウシロウ

大正・昭和期の政治家,労働運動家 衆院議員(民社党)。



生年
明治27(1894)年8月19日

没年
昭和49(1974)年5月1日

出生地
長崎県南高来郡有明町

学歴〔年〕
高等小学校卒

経歴
18歳で北海道に渡航、炭坑を転々としたが、大正8年労働運動に入り、9年歌志内炭坑労組組合長。11年長崎に移り、総同盟南九州連合会を結成。昭和3年福岡県小倉に移動、八幡製鉄労組を指導、4〜9年総同盟中央委員。福岡県議を2期務めた。21年総同盟九州連合会を結成し会長、同年総同盟副会長。戦後社会党の結成に参加、中央執行委員。21年以来福岡県から衆院議員に当選9回。34年西尾末広らと再建同志会結成、民主社会党設立準備委員長となり、同党副委員長、42年常任顧問。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「伊藤卯四郎」の解説

伊藤 卯四郎
イトウ ウシロウ


肩書
衆院議員(民社党)

生年月日
明治27年8月19日

出生地
長崎県南高来郡有明町

学歴
高等小学校卒

経歴
18歳で北海道に渡航、炭坑を転々としたが、大正8年労働運動に入り、9年歌志内炭坑労組組合長。11年長崎に移り、総同盟南九州連合会を結成。昭和3年福岡県小倉に移動、八幡製鉄労組を指導、4〜9年総同盟中央委員。福岡県議を2期務めた。21年総同盟九州連合会を結成し会長、同年総同盟副会長。戦後社会党の結成に参加、中央執行委員。21年以来福岡県から衆院議員に当選9回。34年西尾末広らと再建同志会結成、民主社会党設立準備委員長となり、同党副委員長、42年常任顧問。

没年月日
昭和49年5月1日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤卯四郎」の解説

伊藤卯四郎 いとう-うしろう

1894-1974 大正-昭和時代の労働運動家,政治家。
明治27年8月19日生まれ。北海道の炭鉱ではたらき,労働運動にはいる。大正12年郷里長崎県にかえり,北九州で総同盟系の労働運動に活躍する。戦後,社会党の中央執行委員となり,昭和21年衆議院議員(当選9回)。35年民社党の結成に参加し,副委員長となった。昭和49年5月1日死去。79歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「伊藤卯四郎」の解説

伊藤 卯四郎 (いとう うしろう)

生年月日:1894年8月19日
大正時代;昭和時代の政治家;労働運動家。衆議院議員
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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