伊藤武夫(読み)イトウ タケオ

20世紀日本人名事典 「伊藤武夫」の解説

伊藤 武夫
イトウ タケオ

大正・昭和期の砂防工学者 新潟大学名誉教授



生年
明治20(1887)年3月

没年
昭和43(1968)年3月4日

出生地
新潟県

学歴〔年〕
東京帝大農科大学林学科〔大正2年〕卒

学位〔年〕
林学博士〔大正9年〕

主な受賞名〔年〕
新潟県技術賞

経歴
東大講師、三重高等農林学校教授を経て昭和14年東大教授。その後新潟県農業専門学校長となり、24年新潟大学農学部長。34年退官、名誉教授。砂防工学、特に海岸砂防権威で、新潟県の海岸砂防事業推進に貢献、新潟県技術賞を受けた。著書に「砂防」「砂防工学」「黄河治水」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤武夫」の解説

伊藤武夫 いとう-たけお

1887-1968 大正-昭和時代の砂防工学者。
明治20年3月生まれ。三重高農教授をへて,昭和14年母校東京帝大の教授となる。のち新潟県立農林専門学校長,新潟大農学部長をつとめる。新潟県の海岸砂防事業を推進した。昭和43年3月4日死去。81歳。新潟県出身。著作に「砂防」「砂防工学」「黄河の治水」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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