伊藤為憲(読み)いとう ためのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤為憲」の解説

伊藤為憲 いとう-ためのり

1767-? 江戸時代後期の郷土史家。
明和4年生まれ。出羽(でわ)毛馬内(けまない)村(秋田県鹿角(かづの)市)の人。寛政8年江戸に出,旗本につかえ,長崎奉行の公用人として長崎におもむく。江戸にもどり,儒者の山本北山(ほくざん)に師事。文政10年郷里鹿角郡の地誌「鹿角縁起」をあらわした。天保(てんぽう)9年(1838)72歳のときの書状がのこされている。通称は惣兵衛(そうべえ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android