伊藤秀五郎(読み)イトウ ヒデゴロウ

20世紀日本人名事典 「伊藤秀五郎」の解説

伊藤 秀五郎
イトウ ヒデゴロウ

昭和期の登山家 北海道学芸大学教授;日本山岳会名誉会員。



生年
明治38(1905)年1月20日

没年
昭和51(1976)年2月22日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
北海道帝国大学農学部卒,ペンシルベニア大学〔昭和10年〕留学

経歴
北大予科時代から北海道の各地を歩き、「山とスキー」の編集に従事。大正15年北海道大学山岳部を創設。紀行文「冬の石狩岳」「北千島の印象」などをはじめ登山論、山岳文学論を発表。北海道学芸大学教授、北海道教育長を務めた。著書に「北の山」「続北の山」「草原随筆」、詩集に「風景を歩む」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤秀五郎」の解説

伊藤秀五郎 いとう-ひでごろう

1905-1976 昭和時代の登山家,生物学者。
明治38年1月20日生まれ。北海道帝大在学中,北海道・北千島の諸山を踏破し,大正15年山岳部を創立。「山とスキー」誌の編集に従事して槙有恒(まき-ありつね)らとまじわる。昭和9年母校の講師となり,ペンシルベニア大に留学後,教授。北海道教育長をへて,35年札幌医大教授。昭和51年2月22日死去。71歳。神奈川県出身。詩集に「風景を歩む」,著作に「北の山」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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