伊達道具(読み)だてどうぐ

精選版 日本国語大辞典 「伊達道具」の意味・読み・例文・類語

だて‐どうぐ‥ダウグ【伊達道具】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 華美をつくした立派な道具外見を装ったぜいたくな道具。また、飾りや見栄で置いてあるような武具
    1. [初出の実例]「当世流行るだて道ぐ」(出典:仮名草子・犬枕(1606頃))
  3. ( 「道具」は方便手段などの意 ) 見栄のためや外見を飾るために身につけた学問技芸
    1. [初出の実例]「学問の実義知て学問に志す方はまれなり。多分ものよみ奉公の望か、または医者のかざりか、或はだて道具か」(出典:翁問答(1650)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android