休幕(読み)きゅうばく

精選版 日本国語大辞典 「休幕」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ばくキウ‥【休幕】

  1. 〘 名詞 〙 摂政大臣などが出先休息し宿泊する所。
    1. [初出の実例]「辰時自宿所摂政殿御休幕是興福寺所儲」(出典小右記‐永祚元年(989)三月二三日)

やす‐まく【休幕】

  1. 〘 名詞 〙 休憩の席を外部から見透されないために張りめぐらす幕。儀式などの時、庭や廊に幕を張って、官人の休息にあてる所。
    1. [初出の実例]「さて御やすまくに入らせ給ぬ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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